脳動ゼミナール2026がはじまります(9/15・10/27・11/5・11/26)
脳動ゼミナールとは
地域で動く仕掛け人の「今、考えていること」を覗きながら、自分なら何ができるかを考える実践型プログラムです。
問答を通して、地域にある資源や営みを捉え直し、自分の職能や関心と結びつけながら、「地域で何をしたいか」「どう関わっていくか」を考えます。
これまでにも、脳動をきっかけに、新たなプロジェクトや仕事、移住など、さまざまな動きが生まれてきました。
今年のテーマは「滞在価値」|地域にあるものって、外から見るとおもしろい
人は、なぜその場所にいたくなるんだろう?
地域の人にとっては「いつものこと」でも、外から来た人にとっては、その土地に滞在したくなる理由になるかもしれません。
今年は伊勢志摩を舞台に、「農業とお酒」「暮らしと空き家」「伝統工芸」を切り口に、観光の外にも目を向けながら、地域にすでにあるものをどう捉え直し、次の動きにつなげていくかを全3回で考えます。
地域との関わり方を探している方、地域資源や産業を活かした取り組みに関心のある方、ぜひご参加ください。
★ #0|地域で「動く」ってどういうことなん?

登壇者
稲波伸行さん
(クリエイティブディレクター/RW代表)
1975年三重県菰野町生まれ。名古屋芸術大学美術学部デザイン科卒業。「意匠や形」といった狭義のデザインだけでなく、課題解決としての広義のデザインの実践を追求する。2008年にはRWを創業し、企業や事業の価値を再定義するプロセスに伴走。ミッション・ビジョンの構築や新規事業の立ち上げ、事業の運用までサポートしている。2022年からは、デザインを軸にした学び合いの場「イナバデザインスクール」を月2回開催している。
日時 :9/15(火)19:30〜20:30
内容:地場産業に入り込みながら、その土地にあるものを見立て直し、外の人や市場とつないできた稲波さん。
「地域にあるものって、どうやったら価値になる?」
「暮らしと産業と観光って、どうつながる?」
「受け入れる側は、何を準備したらいい?」
「地域の中と外をつなぐ人って、結局何してるの?」
そんな問いを、国内外の事例を交えながら聞いていきます。
そして昨年度の脳動ゼミでは、実際にどんな人が出会って、何が始まり、仕事や移住などにどうつながったのかもご紹介します。
「自分だったら、地域とどう関わるかな」
そんなことを考える1時間です。
申込▶︎ https://peatix.com/event/5139210
★ #1|我呑故我有脳【酒と農業】

登壇者
藪木啓太さん(ひみつビール)
農業系の大学を卒業後、ヨロッコビール(神奈川県)で醸造を学びながら、独立に向けて経験を積んだ。
2021年、伊勢市出身の同級生、佐々木基岐さんと「ひみつビール」を立ち上げ。
醸造所は、祖父母の代から受け継いだ農業用の納屋を2人でリノベーションしてつくり上げた。
幼い頃から身近にあった農業とのつながりを生かし、なるべく自家栽培の農作物を使ってビールを醸造する「ファームハウスブルワリー」としてスタートした。2027年には、宇治山田駅周辺エリアにタップルームを開業予定。
元坂新平さん(元坂酒造)
1987年三重県生まれ。2010年に家業である元坂酒造に入社。日本酒の製造、販売、ブランディングや農業など全業務を兼務。
現在は専務取締役を務める。稲作から酒造りまでを一貫して行っており、機械設備に依存しない本質的な地酒造りにこだわる。
酒蔵のある大台町における少子高齢化、人口減の影響により田圃や日本の原風景が失われていく危機感を感じており、日本酒の酒蔵としてどのような未来が残せるのかを模索し、農村の再構築を目指す。
グラス一杯の煌めきよりも一晩の安らぎを、をコンセプトにした日本酒「酒屋八兵衛」や農業への回帰をテーマとした無農薬シリーズ「KINO」を看板商品とし、地元三重県内から大都市圏、海外まで広く販売を行っている。趣味はDJ、アナログレコードでプレイする。大酒呑みです。
日時 :10/27(火)19:00〜21:00
内容:お酒の場で楽しく話すと、仲良くなる。
あれ、なんなんでしょうね。
人が集まること。
語り合うこと。
土地のものを味わうこと。
お酒をつくっている人は、お酒がもたらす時間や関係性まで含めて、つくってくれているに違いない。だから楽しくなっちゃうのかもしれません。
そこにあるものを活かしながらお酒をつくる、伝統のお酒と秘密のお酒のお二方に、
「なぜ、お酒をつくるのか?」
聞いてみましょう。
申込▶︎ https://peatix.com/event/5164449
★ #2|衝動的物件取得脳【暮らしと空き家】

登壇者
西岡奈保子さん
(コミュニティデザインこどものめ代表/うみべのいえ)
大学院での研究をきっかけに三重県南伊勢町を訪れ、人々の暮らしと自然がすぐそばにある風景に惹かれ、2018年に移住。町の約6割が伊勢志摩国立公園に含まれる南伊勢町で、自然は「人が暮らし続けること」によって守られてきたのではないかと考え、自分自身もこの土地で豊かに暮らしながら、その風景を未来につないでいきたいと思うようになる。2020年、かつて造船業や真珠養殖業でにぎわった五ヶ所浦の商店街を拠点に「うみべのいえプロジェクト」を立ち上げる。
空き家を活用し、キッチン、リビング、アトリエなど、まちの中に歩いて巡れる小さな拠点をつくりながら、地域の人と訪れる人、移住する人、新しいことに挑戦する人が出会う仕組みづくりに取り組んでいる。目指しているのは、地域の課題を解決することだけではなく、「ここで暮らすって、なんかいいな」と思える日常を増やすこと。南伊勢の暮らしを家の外へひらき、地域にある人・場所・仕事・文化をつなぎながら、新しい暮らしの可能性を実験している。
小口英二さん
(たじみDMO〈一般社団法人多治見市観光協会〉)
長野県岡谷市生まれ。諏訪湖やそこに注ぎ込む川が好きで地域に興味を持ち始める。大学時代を過ごした金沢でまちづくりの仕事に出会い、その後、挫折するもライブ感あるまちづくりの仕事への思いが強く、岐阜県多治見市に移住した後に、再びまちづくりを仕事とする。ヒラクビルをはじめとした、まちに貢献するリノベーション事業や観光事業を行うため、日々、合意形成や人材育成に励んでいる。
日時 :11/5(木)19:00〜21:00
内容
:服や本をジャケ買いするように、物件を買う。
合理的に考えたら、
「ちょっと待った方がいいんじゃない?」
となるかもしれません。
でも、その衝動の先には、まだ見えていない意味も、価値も、未来もあるはず。
空き家を活用して人が集まる場所をつくる。
自らリスクを取りながら、まちの景色を変えていく。
地域を変えるって、案外こういうことなのかもしれません。
実際に物件や地域と向き合ってきたお二人に、
「なぜ、その物件だったのか」
「リスクを取ってまで、なぜやるのか」
を聞いてみます。
申込▶︎ https://peatix.com/event/5171606
★ #3|不可視的文脈伝達脳【伝統工芸】

登壇者
立川裕大さん(伝統工芸ディレクター/t.c.k.w 代表)
1965年、長崎県生まれ。オーダーメイドの伝統工芸プロジェクト「ubushina」を立ち上げ、日本の伝統技術を先鋭的なインテリアに仕立てるというスタイルを確立。空間に応じた家具・照明器具・アートオブジェなどを一点物として仕立ててきた。「東京スカイツリー」「パレスホテル東京」「伊勢丹新宿店」など、日本各地の職人と長年にわたって切磋琢磨しながらものづくりの現場を共にし、2016年、伝統工芸の世界で革新的な試みをする個人団体に贈られる三井ゴールデン匠賞を受賞。その実績を引き継ぎ、2023年、オートクチュールからプレタポルテへ。日本の技の粋を集めたプロダクトブランド「AMUAMI」をリリース。地域社会や環境と調和しながら、日本の職人の仕事を世界に届けている。
梶浦明日香さん(伊勢根付職人女性/伝統工芸士集団「凛九」主宰)
根付の粋な遊び心、細かな彫りの美しさだけでなく、一生現役・一生成長という職人の生き方、仲間と助け合い自然とともに暮らす師匠の生き方に憧れを抱き、2010年、取材を通じて出会った当時国際根付彫刻会会長の中川忠峰氏に弟子入りし、根付職人となる。また次世代の若手職人の活動の幅を広げるべく、様々な伝統工芸を担う若手職人のグループ『常若』や『凛九』を結成。元NHK名古屋放送局・津放送局キャスター。NHK時代に『東海の技」というコーナーを担当し、様々な職人を取材。伝統工芸の素晴らしさやそこに込められた思いに感銘を受けるとともに、このままでは多くの伝統工芸が後継者不足のため失われてしまうと危機感を感じ職人の世界へ。
日時:11/26(木)19:00〜21:00
内容:伝統工芸が失われるとき、なくなるのは「もの」や「技術」だけなのでしょうか。
なぜこの素材なのか。
なぜこの土地でつくられてきたのか。
なぜこの技術が受け継がれてきたのか。
ものの背景には、目には見えないたくさんの文脈があります。
けれど、産業の衰退とともに、そのコンテキストも失われつつあります。
しかも地域には、職人、事業者、住民、行政など、多様な主体がいる。
誰か一人が残そうと思うだけでは、残せないものもあります。
目に見えない文脈を、どう次の時代へ伝えるのか。
作り手であり伝え手でもある梶浦さんと、全国の産地と市場をつないできた立川さん。
異なる立場のお二人から、伝統工芸の衰退と、その先にある地域の未来を考えます。
申込▶︎ https://peatix.com/event/5173168
ファシリテーター
水谷 岳史(On-Co代表/総務省 地域力創造アドバイザー)
1988年三重県桑名市生まれ。家業の造園業や空き家を活用した事業運営を経て、2019年に「株式会社On-Co」を共同創業。さかさま不動産や丘漁師組合、madanasasoなどいくつものプロジェクトを生み出してきた。社会課題に向き合い、多様なアイデアを形にする仕組みづくりを得意とする。Forbes JAPAN「NEXT100」選出。
こんな人におすすめ
地域との関わり方を探している人
自分の仕事や得意なことを、地域でどう活かせるか考えたい人
酒・農業・空き家・暮らし・伝統工芸など、地域に根ざした営みに関心がある人
地域にすでにあるものを、新しい視点で捉え直してみたい人
地域で実際に動いている人の考え方や実践からヒントを得たい人
よくあるご質問
Q1.全ての講座に参加必須ですか?
1講座から受講可能です。多様な仕掛け人(講師陣)から気付きを得てプロジェクトにつなげていただくため、全ての講座への参加をお勧めします。
Q2.三重県や伊勢志摩にゆかりがない人も参加できますか?
参加できます。大歓迎です。
Q3.アーカイブ動画はありますか?
一般公開は予定していません。
Q4.年齢制限はありますか?
特に制限はありません。
Q5.「合同成果発表会」は参加必須ですか?
必須ではありませんが、発表に向けた企画を行うにあたり、運営メンバー中心に伴走支援を行います。ぜひ挑戦してみてください。
合同成果発表会について
2027年1月31日に開催予定。
希望者にプロジェクトアイディアを発表していただきます。
発表をされる方は、企画の伴走支援を行います。ぜひ挑戦してみてください。
ご参加おまちしております
異なるテーマですが、それぞれ「地域にすでにあるものを、どう捉え直し、次の動きにつなげていくか」という話につながっています。
ぜひご参加ください。
すべてオンラインで参加可能。
日本橋・三重テラス、名古屋・madanasasoでも配信予定です。
複数講座をまとめてお申し込みはこちらから
https://forms.gle/dmfs84rv6mZu14aW8
※本事業は公益社団法人 伊勢志摩観光コンベンション機構から委託を受け、株式会社On-
