さかさま不動産で3軒目の成約~街の本屋・自転車FACTORYSHOPに続き、海洋プラゴミ問題に挑む元航海士アーティストのアトリエへ~
株式会社On-Co(本社:三重県桑名市、以下On-Co )が運営する”物件を借りて挑戦したいことがある人が想いを可視化して貸主を募集するウェブサイト「さかさま不動産」にて、海洋プラスチックゴミ問題解決を目指して製作活動をしている元航海士アーティストの挑戦が成約に至りました。
少子高齢化や人口減少などにより増え続けている空き家。2040年には空き家率は40%を超えると予測され深刻な社会問題となっています。さかさま不動産(https://sakasama-fudosan.com/)は、物件情報が並ぶ従来型とは逆で、借りたい人の夢や想いが並ぶウェブサイト。家主からアプローチを行い、合意に至れば各自で契約をする仕組みです。発想のベースは弊社がこれまで空き家は挑戦の場所として街づくりを行ってきた経験です。現在サイト上には「パルクールパークを作りたい」「ガソリンスタンドでコーヒースタンドを作りたい」などの夢や想いが綴られ、2020年9月にはコミュニティが生まれる持続可能なまちの本屋開業を目指す女性が愛知県名古屋市内で、2020年11月にはオーダーメイド自転車と地域文化を組み合わせてライフスタイルを提案できる場を目指す男性が愛知県瀬戸市内で物件成約しております。
今回成約したのは、海洋プラスチックゴミ問題の解決に向けた循環を生み出すべく、海洋プラを活用したアート製作をしている名古屋市在住の元航海士 間瀬雅介さん(27)。間瀬氏は2020年10月に製作活動の拠点を海の近くで探している旨をさかさま不動産に掲載。その後On-CoがプロデュースするDIY等のワークショップにも積極的に参加する中で今回の家主と出会いました。家主は三重県鳥羽市の漁業従事者と三重県志摩市の水産加工会社経営者。さかさま不動産を通して事前に間瀬氏の情報を把握していたため、直接顔を合わせた際に三重県鳥羽市内の空き倉庫の活用を提案。2020年12月13日に成約に至りました。
水産業に携わる家主。自らもビーチクリーンに取り組んでいたこともあり間瀬氏の考えに共感。面白いプレイヤーを誘致することで、様々な取り組みが合わさり地域活性にも繋がると交渉を行ったとのこと。今後、間瀬氏は家族で鳥羽市へ移住を予定。都市部から鳥羽市への若者の流動も視野に入れつつ、地域の海洋プラスチックを使ったアート活動を本格化させていきます。
On-Coが目標とするのは、やりたいことを発信すれば街全体が応援してくれる未来。生まれたての挑戦が集まるさかさま不動産だからこそ、掲載者の夢を後押しできるよう努めて参ります。
■株式会社On-Co
代表:水谷岳史/藤田恭兵
所在地:三重県桑名市西別所1375
■本件に関するお問い合わせ
広報:福田
TEL:080-5984-7800
mail:support@on-co.co