海を考える素人プロ集団 丘から海を考える「丘漁師組合」プロジェクトスタート。 「行動する個人を増やす」ことが社会課題解決の一歩に
関わる人々の主体性向上させ、挑戦が溢れる面白い世の中をつくることをミッションに掲げる株式会社On-Co(本社:三重県桑名市)は、海の課題を知り、活動する人を増やす【丘から海を考える「丘漁師組合」】プロジェクトを発足しました。
■背景
1.社会的意識が高まるも、行動を起こせていない人は9割以上。
世界、そして日本でもSDGsの認識は高まる一方、実際に意識して行動をしている人は1割程度という調査結果が出ています。(株式会社ネオマーケティング 2020年12月22日発表「SDGs個人での取り組みに関する調査」参照)
2.日本人が取組むべき課題であり、当事者意識を持ちやすい「海」というフィールド。
日本の取組みにおいて、SDGsの17の目標のうち「大きな課題がある」と指摘 された5つの目標の1つに「目標14.海の豊かさを守ろう」 が含まれています。(SDSN(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)と、ドイツのベルテルスマン財団が、公表している「持続可能な開発報告書2021(Sustainable Development Report)」参照)
また、島国である日本にとって「海」は、文化、そして食としても大きく私達の生活に関わっています。とくに「食」は、自分の暮らしに直結します。当事者意識を持ちやすい「海」というフィールドは、「主体的に関わり、自ら行動を起こす」という人増やしていける可能性を持っています。
■海を考える素人プロ集団「丘漁師組合」活動詳細・特徴
・海を知らない素人だからこそ、出来ることがある
普段、その課題に関わりのない人々がどれだけ行動を起こしていけるかを大切にします。そういったメンバーだからこそ、既存の概念にとらわれない課題解決の形 を生み出せると考えています。
・「海の課題」に対して取り組みたい素人とプロをつなぎます
当社は、三重県で活動する漁師や専門家の方々とのネットワークを有し、その繋がりは全国へと広がっています。プロの方々と、課題を知り何か取り組みたいと動こうとしている「素人」をつなぎ、活動を加速させる役割を担います。
・取組みが生まれる仕組みを模索し、社会へ還元します
誰かが作った社会課題解決のサービスを使うだけでなく、自らも課題解決に向けた取組みを起こす。その数が増えていく ことが、社会課題解決を進める大きな一歩になると考えています。どうすればプレイヤーが増えるのか 。本取り組みでは、その仕掛けを模索していきます。ノウハウを蓄積、社会へ公開していきます。
■今後の展開
10月上旬からは、本取り組みに共感したFabCafe Nagoya(所在地:名古屋市栄エリア)が未利用魚を使用したメニューの提供を開始します。9月24日には、FabCafe Nagoyaのメンバーが未利用魚の提供元である三重県鳥羽市の漁師の方への現地訪問も実施します。このような現象を増やしていきます。
また、本取り組みのように「課題を投げかける」ことで、「社会が課題解決へと動く仕組み」をつくることができれば、海の課題に限らず、様々な分野に活用できます。社会課題解決の1つのモデルとして確立し、他の社会課題分野への活動へと広げていきたいと考えています。
■株式会社On-Co 【代表:水谷岳史/藤田恭兵 |所在地:三重県桑名市西別所1375】
企業の役割は、社会の実験台になることと定義し、直面した課題や事象、縁をベースにスモールステップの実践的な挑戦と失敗を繰り返し、多様な経験を積み重ねています。
[事業活動]
・空き家を借りて挑戦したいことがある人の想いを可視化して貸主を募集する さかさま不動産 https://sakasama-fudosan.com/
・社会のタッチポイントを増やし相互理解を深められる企業を増やす「ローカルPRカレッジ」
・社会に対して、自ら行動を起こす人を増やす[丘から海を考える「丘漁師組合」]