アップサイクルで自由研究!大人が飲んだコーヒーかすを活用した子ども向けワークショップを開催 ~親子でSDGsを実体験する機会を~

 

 関わる人の主体性向上をミッションに掲げる株式会社On-Co(本社:三重県桑名市、以下On-Co)が運営するアップサイクルコミュニティ「上回転研究所」は、8月6日(土)に愛知県名古屋市にて、コーヒーかすを使ったアップサイクルワークショップを開催致します。
廃棄物(コーヒーかす)が新たなものに生まれ変わる流れを体験してもらうことで、ご家族で廃棄物について意識するきっかけを創出します。

 

■廃棄物に新たな価値を与えて高める「アップサイクル」

 環境省によると、一般廃棄物の総排出量は東京ドーム約112杯分にあたる4,167万トン(令和2年度)、産業廃棄物の総 排出量は3億8,596万(令和元年度)にのぼり、大きな社会問題となっています。また廃棄物を燃やすことで発生するCO2に よる地球温暖化も深刻化しており、これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型経済システムからの脱却を図る動きが起こっています。このような背景の中、持続可能なものづくりのひとつの方法として、国内外で注目されているのが「アップサイクル」です。

 

コーヒー消費量は年間約43万トン

 コーヒー消費量は拡大傾向が続いており、2021年における国内コーヒー消費量は約43万トンに及ぶというデータが出ています(※)。しかしその裏では、コーヒー抽出後に出る大量のゴミ(コーヒーかす)が問題視されています。水分を含んで膨大化したコーヒーかすは事業廃棄物として処理されると同時に、温室効果の高いメタンガスを生成するなど、環境への影響も危惧されています。
※全日本コーヒー協会「日本のコーヒー需給表」 https://coffee.ajca.or.jp/data/statistics/

ワークショップ概要

 親御さんにコーヒーを愉しんでもらいながら、お子さんにその場で出るコーヒーかすを新素材「カフェオレベース」に変え、コースターづくりをしてもらいます。

【ワークショップ詳細】
日 時:2022年8月6日(土)9:00〜11:00
参加費:3,000円(ドリンク代含む)
場 所:上回転研究所(愛知県名古屋市中区丸の内3丁目ソイソースマンション内
持ち物:汚れても良い格好、メガネ、マスク
申 込:(Peatix)http://ptix.at/8cyGcJ

これまで開催したSDGsワークショップ

 上回転研究所とは、身近な廃棄物を新たな素材へと変える工程に触れ、ゴミに対しての価値観を換えるきっかけを創出するコミュニティです。定期的にワークショップを企画する中、最近は三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島にて、子ども向けの海洋プラスチックアート体験会を開催。「学校でも学ぶSDGsが実体験によって自分事になった」等の声を多く頂いたこともあって、今回の子ども向けワークショップの開催に至りました。

素材カフェオレベースとは

 コーヒーかすと牛乳から作る新素材です。村上がドリップコーヒーを淹れる中で、ゴミとなるコーヒーかすの活用を考えるようになったことが起点となりました。現在、ランプシェードや花瓶などを展開しています。

今後の展開

 おうち時間で手軽に簡単にアップサイクルを学べる実験キットの開発を進めております。今後は教育機関等との連携も視野に入れ、アップサイクルへの啓蒙活動を模索していきます。

 

上回転研究所について

 廃棄問題に対して、意匠性のある新素材開発という手法で取り組む素材デザイナー村上結輝を中心に展開しているアップサイクルコミュニティです。立派な設備や専門知識がなくてもまるで料理をするように①混ぜる②こねる③淹れるの基本工程で、アップサイクルを行うのが特徴です。若者や企業中心に集まり、廃棄物に対しての価値観を換えるきっかけを創出しています。一人一人が廃棄物の分別を徹底かつ減量化する努力を行い、最終的にはゴミ箱が不要になる社会を目指して取り組んでいます。

 

株式会社On-Co

代表:水谷岳史/藤田恭兵
創業:2019年3月
所在地:三重県桑名市西別所1375
ミッションは関わる人々の主体性を向上させ、挑戦が溢れる面白い世の中をつくること。さかさま不動産や丘漁師組合、上回転研究所などのプロジェクトを展開している。
公式サイト:https://on-co.jp/

本件に関するお問い合わせ
窓口:福田
TEL:080-5984-7800
Mail:
support@on-co.co

 

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