「さかさま不動産」、さいたまに24拠点目の支局を開設
さかさま不動産(運営:株式会社On-Co、本社:三重県、代表:水谷岳史)は、空き家を借りたい人の想いを公開し、共感した大家や地域が借り手を選ぶ仕組みです。
従来の不動産流通とは逆に、“借り手の想い”を起点にすることで、非流通の空き家を掘り起こし、創業や移住促進など複合的な地域活性につなげてきました。
このたび、埼玉県さいたま市に「さかさま不動産 さいたま支局」が開設され、9月21日(日)に「開局イベント」が開催されます。支局は、静岡・京都・高知などに続く24拠点目となります。
人と地域をつなぐ視点で空き家を掘り起こす
少子高齢化や人口減少により増え続ける空き家。一方で流通している物件は限られ、「空き家はあるのに借りられない」というミスマッチが各地で顕在化しています。移住や創業のニーズが高まる今、空き家を「人と地域をつなぐ接点」として掘り起こすことが不可欠です。
さいたま支局を担うコミュニティスペース
今回「さかさま不動産さいたま支局」を立ち上げるのは、コミュニティスペース ONVO SALON URAWA(運営:株式会社ものくり商事、本社:埼玉県さいたま市、代表:坂本博典)。
2016年に未利用スペースを活用して始まり、市民活動や交流の場として機能。現在は毎月約400人が利用しています。また運営する株式会社ものくり商事は、地域の「お困りごと」に寄り添いながらコミュニティビジネスを展開し、不動産・設計・デザインを軸に、空き家・空き店舗の利活用にも取り組んできました。
立ち上げの背景
さいたま市は人口増加と都市開発で活気ある一方、駅から離れた住宅地や商店街では空き家・空き店舗が増え、放置空き家は約2万100戸、放置率は約3.06%(2023年度)にのぼります。
その中で「母校の近くで古本屋を開きたい」「茶屋をやりたい」といった相談が増えているものの、借りられる物件は少なく、それらに応える場は不足していました。
そこで今回ONVO SALON URAWAは、さかさま不動産の仕組みを取り入れ、所有者の共感を軸に、空き家を地域の“開かれた場”へ再生し、夢や挑戦が行動につながる循環を育んでいくことになりました。
開局イベントについて
日時:9月21日(日)17:00〜19:00
場所:ONVO SALON URAWA(さいたま市浦和区仲町1-10-7尾張屋第一ビル5F)
内容:①ゲストトーク|②支局開設の背景|③“借りたい人” プレゼン(例:「しばふハウス」運営者様)
※「しばふハウス」は子どもや子育て支援の場所を探しています|④交流会
対象:行政関係者、地域活動団体、商店街関係者、物件オーナー、空き家活用希望者など
ゲスト:株式会社On-Co(さかさま不動産運営会社)水谷岳史・奥田啓太
料金:無料
定員:32名
申込:https://peatix.com/event/4545271
主催:さかさま不動産 さいたま支局|担当:西原・稲葉
連絡先:048-822-3341|メール:info@onvo.jp
参考:さかさま不動産とは
空き家を借りたい人の想いを公開し、共感した大家や地域が借り手を選ぶ仕組み。「誰にでも貸したいわけではない」という心情を持つ所有者の潜在物件を掘り起こし、借り手とつなぐことで、空き家は本屋や飲食店、ゲストハウスなど、創業や移住、関係人口創出の拠点へと再生してきました。
担い手の定着を通じ、地域に新たな経済・文化の循環をもたらすモデルとして、移住や創業支援に力を入れる自治体との連携も増えています。
今後の展開
現在は移住や空き家対策を進める上で、自治体の人手不足・ノウハウ不足に対応する「さかさまAI」の実証も進行中。2025年10月の正式実装を目指し、導入を検討する自治体向けに毎月説明会を実施しています。今後も支局や自治体との連携を強化し、持続可能な地域づくりを推進してまいります。
さいたま支局について
運営:ONVO SALON URAWA(オンヴォサロン浦和)|住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町1-10-7 尾張屋第一ビル5F
電話:048-822-3341|メール:info@onvo.jp|担当:西原・稲葉|HP:https://onvo.jp/
株式会社On-Co
代表:水谷岳史|設立:2019年3月|本社:三重県桑名市西別所1375|拠点:名古屋市西区新道1丁目13-15昭和ビル
HP:https://on-co.jp/ |ミッションは「まだない未来をつくる」。強みは社会に必要と感じた概念を具現化させること。さかさま不動産や上回転研究所、丘漁師組合などを展開している。
本件に関するお問い合わせ
窓口:福田
TEL☎:080-5984-7800
mail✉:support@on-co.co