砂利から作る奇天烈。アーティストにPR伴走するおもしろみ
クリマロさんの伴走でおもしろいのは、常に想定を超えてくること。(つまりはPR側の予定通りにいかない)
今回も、1年越しの渡り鳥「コアジサシ」を追いかけて干潟へ行くこととなり、PR福田も同行。
念願の鳥に会え、専門家にヒアリングもおこない、「クッキーはコアジサシの数ポーズかな」と思いきや、クリマロさん興味はすっかり「砂利」に。
理由は、砂利地での営巣が「コアジサシ」の特徴で、故に天敵や環境が厳しく、絶滅危惧種化しているから。
当日入っていたテレビの密着取材にも、「砂利」の話を熱くするクリマロさん。
そのまま工房に入り、黙々と鳥と砂利をつくる姿に、撮影クルーも無。
でも完成した試作を見て、オーディエンスは「嘘やろ…」と驚愕。記者さんは爆笑。そして一同感服。
最終的に、コアジサシシリーズでも、野鳥シリーズでもなく、「砂利地で子育てするシリーズ」になっていました。
今回は渡り鳥の環境や干潟の実情も知ってもらいたく、現地への一動線としてNFTを絡めて、関わるクリエイターさんたちは徹夜の連鎖。
(いつものこと。因みに新作3種程の予定が、3日徹夜後に126種出てきて笑いが止まらなかったこともある)
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予定通りいかないけれど、毎度想定を超えてきて「やられた感」で満たされる心地よい裏切りが、クリエイター・アーティストのPRに伴走するおもしろさかもしれないなと思う今日この頃です。
生物多様性を1000種以上のクッキーで表現するクリマロさんの作品「子育てセット(砂利と卵つき)」は本日から、店頭&藤前干潟にある名古屋市野鳥館にて展開されます。
(砂利と卵付きってW)
▼プレスリリース
※PR指導中のクリマロ新人さんがベースラインを書きました。
https://cookie-kurimaro.com/news/media/4003
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