泥棒調査は続くよどこまでも
ここ最近、福田が沼っていたのが、地域に根付く「お月見泥棒」調査。
江戸時代には、全国の農村で行われていた(?)風習で、現在も一部地域で続く行事。なぜか三重県に多く残っており、「なぜ!?」という好奇心から調査が始まりました。
管轄がない風習のため、寺、役所、和菓子屋、PTA、長老など、地域の人たちが繋いでくれたご縁ベースでヒアリング。
しかし、聞けば聞くほど、全貌が謎。沼。
誰に頼まれたわけでもないのに、心折れそうになりながら、気になることは知りたい福田。
最後は、生き字引とも敬される博物館の元館長さんに、江戸時代の文献や桑名藩領の絵図をもとに、歴史背景を紐解いてもらっていました。
結局、謎は謎のままでしたが、地元に根付く「お月見泥棒」をフックにすることで、様々な人が嬉しそうに思い出話をしてくれる、その時間に満たされたようです。
今年の十五夜は、9月17日ですね。