2022.11.03

madanasasoへの想い〜村上編〜

11/3からクラウドファンディングがスタートしました!

名古屋浅間町にある400平米のガレージを借りてシェア出来る大型アップサイクル拠点を作ります!

建物の名前は「まだなさそう」に向き合う場所「マダナサソウ」。 1階がモノづくりスペースで2階がコワーキングスペース。僕は今まで一人で廃材からの素材開発をしてきました。始まりは実家の6畳ほどの自室から、コロナで家に居るしかない極限状態でバナナの皮からつくる「バナナレザー」が生まれました。その素材を「きっかけ」に、素材デザイナーとしての僕の活動が始まりました。

はじめはなんか面白そうだから、そう思って作った素材で僕の人生は変わったと思います。有り難いことに作った素材は色々な方に注目され、メディアに出させていただく機会も増えました。コーヒーかすと牛乳で作った「カフェオレベース」や廃棄石膏ボードを活用した「リセッコ」なども各業界の方々から沢山のお声がけを頂いている中で、僕にも仲間が増え、活動の場は自室を飛び出して、今は名古屋の久屋大通にあるマンションの1室でアップサイクルコミュニティ「上回転研究所」を運営するまでになりました。

「上回転研究所」というのは誰もが廃棄物を美しく生まれ変わらせられる未来を目指して始めたコミュニティです。 コミュニティでは僕以外の若者を巻き込んで、それぞれ興味のある廃材を素材化する事を目標に実験を繰り返しました。その中でいくつか可能性のありそうな素材が誕生したり、みんなに素材開発や廃材活用を体験してもらうためにワークショップを始めたりと活動の幅もどんどん広がって行きました。

そして素材やコミュニティが注目され、沢山の方と関わるなか、わかってきたことがあります。 それは

・僕一人では限界がある事

・廃材から何かを作りたい人や興味がある人が多くいる事

・でも作る場が少ない事

・そして実は誰にでもアップサイクルや素材開発ができる事

・でもやり方が分からない事

です。

僕が目指したいのは誰もがゴミを使ってものづくりを楽しみ、それが当たり前になっていきゴミという概念やゴミ箱という存在がなくなる世界です。 でもそのためには僕一人がやっていたって無理なんです。

もっと沢山の方が廃材を活用し、美しい物を生み出し、そこに価値を感じる人を増やしていかなくてはなりません。 そこに興味のある人は沢山いるんだと思います。でもやり方が分からない、場所がない、 だからみんなでアップサイクルが出来る場所を作るんです。 今はマンションの1室でやっていますがとてもじゃないけど狭すぎて作業ができません、もっと広い場所で、みんなでアイデアを出し合ってより意味のある美しい作品を作り世に出して行きたい!

その活動が伝播し廃材でのものづくりを通して人々の世界の見え方を変えていくための第一歩として、どうか皆さん応援して下さい!

僕がコロナを「きっかけ」に素材開発を始めて人生が変わったように、僕達が運営するこのコミュニティを「きっかけ」に皆さんが物を作り出すことで、皆さんの人生が変わる「きっかけ」を作れるような、そんな場所にしていけたらと思っています。

夜中に一人で考えた文章です。 拙い文章ですが、僕の思いはこもっているはずです。正直僕がクラファンをやるなんて思ってもいませんでした。お金も大切ですが、お金よりも何よりもこの活動に興味関心を持ってほしいです。是非遊びに来て下さい、そして話しましょう。

https://camp-fire.jp/projects/view/626710#menu

何卒応援の程よろしくお願い致します。

素材デザイナー 村上結輝