大学生と釉薬カスの活用を考えてみました

名城大学と共に企画した、2日間に渡る素材デザイナー体験。

今回の廃材テーマは、タイルに纏わる窯業界隈のものたち。産現場へ行き、工程に触れたり、職人さんにヒアリングしたりしました。

そこで学生さんたちが一番興味を持ったのが「釉薬のカス」(陶磁器の表面に塗るうわぐすり)。”釉薬のカスにはガラス質の成分が含まれている”という情報や、そもそも陶磁器の原料となる「土」の枯渇課題などを持ち帰りました。

そしてマダナサソウで、釉薬カスを、捏ねたり焼いたりちぎったり。

焼くという工程だけでも、フライパンで焼く人から、プロ仕様(1000度以上)の窯で焼く人も。図書館で借りてきた本を参考に実験する学生さんもいましたね。

手を動かしながら、出来たものを議論して、また手を動かす。その失敗と学びの繰り返しが、なんだかとても尊い光景でした。

2日間の企画でしたが、自主的にナサソに実験にくる子もいて、なんだかもう「何か」になりそうな可能性が視えたものも。(この話をすると、素材開発に向き合う大手企業さんもびっくりで、面白がるw)

ご興味ある方は、ぜひ藤田に全容を聞いてくださいませ♪

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