パブリックリレーションズが不可欠と思った!と世界の25名に抜擢
太平洋・島サミットの一環で、PR福田が、現地を知る人を探していた際に出会った糸見りょう君。
バヌアツ共和国に渡り、「スポーツを通じて社会を良くしたい」とビスラマ語を駆使しながら陸上競技の指導にあたる青年でした。

ちょうどコロナ禍によるパラダイムシフトが起きていた頃。
糸見君から聞く「部族の暮らし」に何かヒントがありそうな気がしてウズウズ。
その後、On-Coにインターンで来てくれて、一緒に漁村や農村に行ったりしながら、本質的なサスティナビリティとは?とか、先進国⇔途上国の関わり方など、色んな話をしました。
2021年、イギリスの大学へ開発学を学びに行くとOn-Coを卒業。現在は国連のインターンで活動中。
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そんな糸見君が、このたび、世界から25名が選ばれる「IOC Young Leaders」に大抜擢されました。
IOC(国際オリンピック委員会)とパナソニックが実施している制度で、糸見君は恐らく日本人初。
嬉しかったのは、プロポーザル提案書を作る時に「パブリックリレーションズの視点でアドバイスがほしい」と相談をくれ、「自分だけでは伝えきれない。自分と社会を編集するPRが必要不可欠なんです」という口説き文句に落とされ、壁打ちから入らせてもらいました。
IOCの広報的な役割を期待される本プログラム。
著名人が選ばれる傾向がある中、糸見君は「インフルエンサー的なアプローチではなく、必要なのはパートナーシップ。関係がないと思っている人にこそ、サスティナビリティを提唱したい」という切り口で、バヌアツでの企画を提案。見事に抜擢されました。
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「パブリックリレーションズの考え方が必要不可欠」
糸見君はイギリスで開発学を学ぶ人たちと議論を深めていく中で痛感し、国連の緊急援助の業務に携わる中でも一層感じたとのことでした。
「PR=パブリックリレーションズ」。
メディアリレーションが目立ちがちだけど、福田がはまったきっかけは、PRが19世紀のアメリカにて生まれ、政治やビジネスの中で「社会を動かすには?」「多様な価値観の人々の信頼と理解を得るには?」と発展してきた考え方というところから。
アピールではなく、相手も自分も幸せな状態を目指した関係性づくりは、もう温かさが半端ないな~と日に日に増して感じております。
(今日もTVディレクターさんが、取材のためではなく、糸見君の想いをどういう戦略で伝えることで、彼の活動が本質的に加速するかを一緒に考えてくれました。あったかいなぁ)
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ということで、4月末にはバヌアツ共和国へ行く糸見君のパブリックリレーションズを全力で応援していきたいと思っています♪
▼IOCのリリース:5大陸の25ヵ国から選ばれたヤングリーダー
https://olympics.com/…/ioc-young-leaders-programme…
▼糸見涼介について
▼IOC Young Leaders Programme