丘漁師会議~それぞれの現場から見えることを交わして現れるブラックボックス

2024年初めての丘漁師会議は、漁師・仲卸・流通・飲食・行政・メディアと海に纏わる各現場の第一線の方々が登場し、時間がたりないほどそれぞれの視点からリアルを語ってくださいました。
参加者は約30名ほど。仕事や大学で水産に関わっている人から、魚好き、知らないから聞いてみたい人までさまざま。

「今、現場で起きていること」「こうしてほしい」などいくつかテーマに沿って進めていくと、
 「水産てこんなに閉鎖的だったんだ」という部分や、どの専門家に聞いてもわからない「ブラックボックス」があることが露見。
だからこそこうして、分野を横断して様々な立場の人が意見を交わし、見えている景色を共有しあって消費者ファーストの商流・商習慣・当たり前からもっともっと「リアルな生産地ファースト」に転換していく必要性を改めて感じる時間でした。

一方で、「古い慣習が多い中で新しい風を入れようと奮闘している人がやっぱりいる」ことへの期待感も。まさにここに参加している人たちは、各業界で変革を起こそうとしている人たちとその応援者ばかり。人と人の繋がりからできることを模索する場はとても前向きなエネルギーが生まれるなと感じます。

全然時間が足りなくて「もっと聞きたかった」「具体的な今後の改善などについても話せると面白かった」など
参加者からも続編や定期的なこうした現場の声を聴く機会を望むお声をいただけたので、丘漁師組合は今年も「海の素人」視点で活動を続けていきたいと思います。

今後、丘漁師組合として三重の漁村に「栄養ある社食」を自ら作りにいく体験ツアーも構想中。ご関心ある社長さんなど、ぜひご一緒しませんか?

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