「お月見泥棒って知ってます?」
福田のもとに、TVディレクターからメッセージ。ちょうど福田も、県庁の仕事でお月見泥棒をテーマにしたコラムを書く予定だったため、その足で一緒にお寺さんにヒアリングへ。
急なアポにもかかわらず、住職さんが地域の方も呼んで下さっており、地域で脈々と続く謎行事「お月見泥棒調査」が始まりました。
お月見泥棒とは、十五夜に子どもたちが地域を回りお菓子をもらう風習。(もともとはお供え団子を盗るもの)農村部に根付いた文化のようですが、エリアやルールなど、誰に聞いても「なんとなく」&ふわっと。
子どもたちも経験値と情報網で探し当てるらしい。
ディレクターは放送企画の情報収集。
福田はコラム用のインタビューとして、その後も、お寺からお寺へ、和菓子屋さんや福祉・学校関係者やPTA、行政など、次々と繋いで下さる方を取材。
が、どこまで行っても全貌を把握している人はゼロ。
誰の管轄下でもない謎行事が、ノーコントロールのまま100年以上続いている凄さよ。この面白みに案の定、沼る福田のお月見泥棒調査はまだ続く。
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