大切にしている価値観を商品でどう伝えるか
15店舗の個性豊かなかき氷が揃う「桑名かき氷街道2021」
もともとかき氷で人気のお店にて、”一度にひとりで2杯3杯食べるお客さんもいる”ことから、満腹にならないかき氷は梯子ができる!エリアを愉しめる!というのが、着想のきっかけのひとつになったそう。
個人的に「一度にそんな食べる人いるの?!」と思った矢先に、独りライフを満喫する友人から、山盛りかき氷を2個並べたドヤ写真が送られてきたものだから、リアリティ増しました。
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On-Coでは、このかき氷街道にむけ、出店企業さんと中心エリアの企業さん方に、ローカルパブリックリレーションズ研修を数回開催させていただきました。
スタートは、数か月前、桑名の住吉エリアの活性化を考える協議会の方からプロモーションの相談。要は記事や動画などの情報発信でした。
確かに歴史と文化溢れるエリア。
だけど、これまでも東京の大手企業などが一過性の話題作りをしてきたのもみてきました。
だからこそですが、そのエリアの店舗の方々が、今一度、自分たちの「存在意義」を考え、お客さんに提供する「価値」が何かを整理する機会を作りませんかというパブリックリレーションズ研修の提案をさせていただきました。
砂漠に水を撒くような情報発信ではなくて、各店がサスティナブルにお客さんはじめ、エリアの人達との関係を構築をするためマインドセットです。
(わからないけど大事なことだからやってみようと進めて下さった水越さんありがとうございます)
一端、実践の場は「桑名かき氷街道2021」と設定(関わる店舗が多かったため)
正直、パブリックリレーションズってわかりにくいし、数回の研修の中で脱落する方も結構いるだろうなって思っていたのですが、ほぼ全員が最後までご参加。
しかも悩みながらも、最終的にはプレスリリースを作り、それを手段にどんな人と繋がりたいかイメージするところまで一緒にできたのが、正直想像以上で驚いた&嬉しかったです。
(今回講師はPR面からは福田、企画面からは 水谷が担当しました)
自社の強みを整理すること。そのために社内コミュニケーションが大切になること。そしてなにより、各店どんな価値観を持っているのかをエリアで共有できる機会を頂けたのがよかったなと感じています。
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ということで、快晴で始まったかき氷街道。
何個はしごできるか。この夏に制覇を目指してぜひお楽しみくださいませ。