東京・南麻布muun
muun(ミューン)のオープニングパーティが行われました。
今回空間デザインを担当したのは20代インターン鳴瀧。
SDGs云々ではなく、「在るものを活かす」のが前提の世代。
日本の文化や元畳屋という場の個性を活かし、新しい形で美しく残す表現を行いました。
例えば、カウンター腰壁には、解体工事で出たコンクリートがらを使用。
京都の庭石にも負けないくらい、一つ一つ表情が豊かで可愛い「都市の岩」と感じたそう。
また照明にしているのは、もともとは畳の芯材に使われる断熱材「スタイロフォーム」
形になるまで、鳴瀧が師匠と仰ぐ、素材デザイナー村上のアドバイスが分岐点になったとのこと。
そんな村上は、カウンター天板に井草を使用。
この空間においてもなぜスタイロフォームを照明に使ったのかなど、
素材たちの関係性と文脈について、鳴瀧から発表を行いました。
興味津々で参加くださった大手ゼネコンや設計会社やデベロッパーの方々も、固定概念にとらわれない若者の発想と世界観にワクワクしてくださった模様。
地域に開きたいと提案してくださった大家さん一族。
そんな大家さん一族の気持ちに寄り添い続けた藤田。
借主としてこれから空間に息を吹き込むqutoriさん。
国際色豊かな南麻布4丁目で、
地域に根差した人たちと・クリエイターたちで、muunという拠点が予期せぬ育ち方をしていくと面白い。
そんな想いを共有する夜となりました。
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本オープンは7月30日。
それまでプレ期間として不定期営業。
詳細はインスタをご覧ください。
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▼muun
https://www.instagram.com/muun_minamiazabu/
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