【露見したブラックボックス】
1月に開催した丘漁師会議。
漁師・仲卸・流通・飲食・行政・メディアと海に纏わる各現場の第一線の方々が登場し、それぞれの視点からリアルを語る時間となりました。
参加者は約30名ほど。
仕事や大学で水産に関わっている人から、魚好き、知らないから聞いてみたい人まで多種多様。
「今、現場で起きていること」などいくつかテーマに沿って進めていくと、「水産てこんなに閉鎖的だったんだ」という部分や、どの専門家に聞いてもわからない「ブラックボックス」があることが露見。
だからこそ、分野を横断し、様々な立場の人が意見を交わし、見えている景色を共有しあい、「リアルな生産地ファースト」に転換していく必要性を改めて感じる時間でした。
一方で、「古い慣習が多い中で新しい風を入れようと奮闘している人がやっぱりいる」ことへの期待感も。
まさに今回参加された人たちは、各業界で変革を起こそうとしている人たちとその応援者。
繋がりからできることを模索する場は、とても前向きなエネルギーが生まれるなと感じます。
全然時間が足りなくて「もっと聞きたかった」「具体的な今後の改善などについても話せると面白かった」など、参加者からも続編や定期的なこうした現場の声を聴く機会を望むお声をいただいております。
丘漁師組合は今年も「海の素人」視点で活動を続けていきたいと思います。
イベントの詳しい様子は、ゲスト登壇して下さったフーディソンさんが、NOTEにとってもわかりやすくまとめてくださいました。
よろしければご覧ください。
https://note.com/foodison/n/n05e7eba27409?fbclid=IwAR2sXHmah6y8LCuBN7uwy_QZiwT-CYeXczxNm45LUKB0CMuvrIwWrvuOWE4